2015年5月15日金曜日

最期までどう生きますか?

出勤時も雨が降っていましたが、今日一日雨は降り続いていました。
まるで「梅雨?」と思うほど…

高齢者施設で働いていると日々色々な事を思わされます。
年を重ねると、肉体も神経も朽ちてきます…
病院へ四苦八苦し搬送しても、
病院側からは「これ以上何をして欲しいの?どうしたい訳?」と
冷たい言葉を浴びせられる事がしばしばあります。

しかし、実際その状態を見ていると…
家族は言います
「病院へ行きたい…原因を調べ治療して欲しい…一日でも長く生きて欲しい…」って

お互いの立場で考え方の食い違いがかなりあるんです。

 また、どんなに誠意を尽くしケアしていても色んな家族がいます
そう…褒めて欲しいとは思いませんが…
今の状態を理解して欲しいんです。

 人の命…

一人一人の家族のドラマがあります。
今まで積み上げてきた愛情…あるいは憎しみ…
でもね…旅立つ最後の時くらい家族に見守っていて欲しいな
「あなたは一生懸命に生きたね…ありがとう…」って
家族に言って欲しいって思うのは贅沢なんでしょうか?

最後の最後までなかなかやってこない家族…
しかし、本人は息も絶え絶えになりながら待ってるんですよね
やっと来てくれた家族の姿を感じとります
もう眼を開け見る事は出来ません 
声も発することは出来ません 
指を動かす事すら出来ないんです
でもね…解るんです そこにかつて愛した家族が来て居ることが
そして…やっと安心したかのように息を引き取る方々がいるんです

あなたは、与えられた命を最後までどのように生きたいでしょうか?
日々をどう生きるか…

もっとも弱い立場の人にも、やさしく接する事が出来ますように…
何時も思っています。

神様を知っていたら…神様の私達への愛を知っていたら
相手を許すことが出来るのにね

キリストの愛以外、この世に平和は無いと思う事がしばしばあるんです。
 

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