2016年12月21日水曜日

餅つき大会

今日、職場では「餅つき大会」が行われています。

早くから、まきを燃やすけむりの匂いがし、
やがてもち米が蒸し上がる匂いがします。
気合が入った男性職員の声が聞こえ、蒸し上がったもち米がうすに移され、
杵でつきます
「ぺったん・ぺったん・ぺったんこ…ぺったん・ぺったん・ぺったんこ…」

つきあがったお餅が、女性職員と利用者の方々がとり囲むテーブルの上に移されます。
手慣れた方が餅をちぎり、くばります

「昔取った杵柄」とよく言いますが
車椅子の方が…認知症が重度の方が…

その手に、出来立てほやほやのお餅を乗せられると、
自然に、こねこねこねこね
ちゃんと丸めるんです
さすが手慣れた手つき

普段と全く違う利用者の姿をそこに見ます

白い割烹着を着て、頭には日本タオルをあねさんかぶり
もちろん、マスクと手袋も着けて…

丸めたお餅を自分の口に…
あ…その方は『なめらか食』
その方は『ミキサー食』
その方は『とろみ食』
普段ありえない事です

優しく、空気を和ませながら、目は光っており、神経張り詰めている人がいます
それは「看護師」です。
そう…直ぐ側に「吸引器」を携えて
そんな中出来上がった「あんもち」を一個
私も頂きました。

さすが「きねつき」
歯触りが違います
もっちりもちもち…とっても美味しいお餅でした。

年に一回の「餅つき」
今年も無事に終わりそうです


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