今日、職場では「餅つき大会」が行われています。
早くから、まきを燃やすけむりの匂いがし、
やがてもち米が蒸し上がる匂いがします。
気合が入った男性職員の声が聞こえ、蒸し上がったもち米がうすに移され、
杵でつきます
「ぺったん・ぺったん・ぺったんこ…ぺったん・ぺったん・ぺったんこ…」
つきあがったお餅が、女性職員と利用者の方々がとり囲むテーブルの上に移されます。
手慣れた方が餅をちぎり、くばります
「昔取った杵柄」とよく言いますが
車椅子の方が…認知症が重度の方が…
その手に、出来立てほやほやのお餅を乗せられると、
自然に、こねこねこねこね
ちゃんと丸めるんです
さすが手慣れた手つき
普段と全く違う利用者の姿をそこに見ます
白い割烹着を着て、頭には日本タオルをあねさんかぶり
もちろん、マスクと手袋も着けて…
丸めたお餅を自分の口に…
あ…その方は『なめらか食』
その方は『ミキサー食』
その方は『とろみ食』
普段ありえない事です
優しく、空気を和ませながら、目は光っており、神経張り詰めている人がいます
それは「看護師」です。
そう…直ぐ側に「吸引器」を携えて
そんな中出来上がった「あんもち」を一個
私も頂きました。
さすが「きねつき」
歯触りが違います
もっちりもちもち…とっても美味しいお餅でした。
年に一回の「餅つき」
今年も無事に終わりそうです
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