12月23日(水)再び五島へ行きます。
前回のコンサートの時に、
職員さんが教えて下さった「福江島ソング」…
「五島のバスガイドさんが唄われてる歌で、
老人ホームなどでも良く歌われてるんです…」と言ってました。
実は、元歌をうっすらと覚えてます
私はまだ子供でしたが、父や周りのおじさん達が「飲んべえ」だったもので
よく耳にしてました
先ほどお風呂に入りながら、当時の事を思い出してたら…
間違って覚えていた部分が出てきました
「富士の高嶺に降る雪も ポンと横町に降る雪も
雪に変わりがあるじゃなし 溶けて無くなりゃみな同じ
チャンチャンチャララララ チャンチャンチャラララ
好きで好きで大好きで 死ぬほどお好きなお方でも
・・・・・・」と続きます。
父は飲べえで、酔っ払って帰ってくるのが、遠くから解りました
大きな声で歌いながら帰って来ました
この曲の他に
「お~い 山本く~ん」などとの声も私の耳に残っています
私達子どもはこの声を聞くと、急いで布団に入り眠ったふりをしたものです
だって、必ずいじくりまわされるから…
「起きろ 起きろ~」といって布団から引っ張り出し、
抱きつき、スリスリし、チューするんです…それがたまらなく酒臭い…
足の指でねずみ…とっても痛いんです
そして、必ず私は大きな声で泣き出しました。
何故か、8人もいる兄弟の中で、私が一番の被害者だったように思います
すると、父は可愛さ余って起こりだしたものです
私は酔っ払いは嫌いです
縁側にほおり投げられた思い出があります
母が慌てて走って来て、抱え上げ抱きしめてくれました
当時のような風景は、今はもう見られないと聞きます
昔のように酔っ払い大声で歌い…
途中ピタッと声が消えたと思ったら、溝にはまって怪我してました
それでも、「どうもなか~」と言って、病院などへは行きませんでした。
子供の頃の思い出ですが…
そんな父の最後を看取ったのは私です。
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