今朝、職場で花を見た時…
母の事を思い出しました。
と、同時に父の事を。
母が「間質性肺炎」になり、明日の命は保証出来ない…と言われて…
奇蹟的に8年生きた訳ですが…
最後の年病院にいました。
父も同じ年から入退院を繰り返し、同じ頃やはり病院にいました。
それぞれ、専門の病院だから別々の場所です。
父が最後に倒れたのは「脳幹梗塞」でした。
みるみる状態は悪くなり、人工呼吸器を付け、もう話ができなくなった時…
その姿を見るのが辛くて…悲しくて…
それでもいつものように父の耳元で賛美し祈り聖書を読んで話しかけていました。
すると…
突然、両方の目頭に一杯涙が溢れて来ました。
私と娘A子は「おじいちゃん…どうしたの?何を言いたいの?」と顔を覗き込みました。
でも、口も手も動きません…
父の涙を初めて見ましたが、最初で最後の涙でした。
ティッシュでそっと涙を拭き…
その足で、母の病院へ行き、ちょっと迷いましたがそのままを母に報告したんです。
「おじいちゃんは、今日人工呼吸器を付けたんだよ…」って
そして、おじいちゃんの涙を拭いた、ティッシュを見せたんです。
「サッ」と母がA子の手からティッシュを取りました…
そして、直ぐに懐にしまったんです。
みんな、言葉はありません…
父の事を思い、母の事を思い…
「神様は、此処に何を計画されてるのかしら?」と涙ながらに祈っていました。
そんな、苦しかった日々が…
一番神様に祈りすがった日々でした。
ローマ8章28節
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、
神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」
「全ては益になる…」
今、その事が解るようになった気がします。
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