2014年6月7日土曜日

ハレルヤ!

この花は、私の職場の片隅で倒れていたゆりの花です。
その姿はヒモでくくられ持ち上げられ…
でも、それでも生きて…
こんなに立派な花を咲かせました。

今日午後からNさんのお見舞いに病院へ行って来ました。
その方は「脳出血」の為、2週間意識がなく、とても難しい状況でしたが、奇蹟的に意識が戻り目を開けました。

しかし、本人にとってはこれからが苦しみの始まりです。
頭はしっかりしているのに、気管切開している為声は出ません。
痰が多い為定期的に吸入を行い痰をを柔らかくし吸引します。点滴と留置カテーテル、経管栄養などの管 管 管…

気管切開している人にとって、吸引はとっても苦しいんです。
私の父も吸引をする時顔を真っ赤にして、自分で動かすことの出来ない手足が動き、まるで全身全霊をもって抵抗しているようでした。
それは、吸引の刺激と酸素が入らない為、窒息状態になるからです。

でも、この処置をしないと死んでしまいます。

N さんに聞きました…
「今の状態ってとっても苦しいよね…伝えたいことが伝えられなくて悲しいよね…背中だって痛いよね…腰も痛いよね…お尻が痒くってもかけないね…口から食べたいよね…」と言う度に大きく頷くんです。

Nさんは声は出ませんがこちらの言うことに頷き返事をすることが出来るんです。

Nさんとは初対面ですが、耳元で更に話をしました。
率直に「イエス・キリストは癒し主であり必ず神様を信じ、本人の意思によって癒して下さいと祈るなら神様はその願いを聞いてくださる愛の方だ」と…
今とても苦しい状況だけど、この苦しみさえも益として用いてくださるお方だと…

Nさんはその都度更に大きく頷き手を握り返すんです。

私は両親が実際受けた神様の愛を伝えました。
「危ない」と言われながら8年も生きて「もう思い残すことは無い」と言って天に帰った事を…

神様に癒していただき、これからの人生を神様に捧げよう…
この苦しみの中にある人に神様の 愛を一緒に届けよう…
証人として働こうって…

そして、その癒し主である「イエス・キリスト」を信じました。

つづく…

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