2014年11月11日火曜日

正しい判断を…




もう一度MRIを…
待ち時間が長く叫び出します。

「看護婦さ〜ん トイレに行きたい‼️」

普段、介助でトイレあるいはポータブルトイレを使っている方は、オムツをなかなか受け入れる事が出来ません。

どんなに私が「今は動けないから、オムツにしてね…骨が折れてるから…痛いから…」と言っても聞きません。
更に大きな声で叫びます。
「看護婦さ〜ん」と…

私も看護婦だよ…トホホ…

すると「私は這ってでも行くよ!」と起き上がり出そうとします。

病院はこんな方を受け入れたくありません。
認知が入った高齢者…
ベッドから落ちる危険がある方…
始終職員の手を要する方は…

一体何処へ行けばいいのでしょうか…
私達は、何時もこの問題で苦悩します。

どんなに手がかかっても、一人の人間として扱って下さい…
人としての尊厳を…

待ち時間、隣の人が言いました。
「俺の顔も解らん…情けなか…蹴飛ばしたくなる時がある…」と…

高齢者をどのように見ていくのか…
病院はとらない…
ホームでと言っても手が足りない…
家庭で介護支援を受けてと言っても、家族の抱える負担は大きく、家族が倒れ急死する場合もあるんです。
自宅で老老介護を余儀なくされてる家庭も多く、褥瘡(とこずれ)があっても、点滴が必要でも自宅で…と言われている方も多いんです。

そんな中、事件が起きます。

誰が加害者で、誰が被害者なんでしょうか?
時々解らなくなります。

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