2014年11月6日木曜日

導かれて…No9




神様は全てを御存知です。
私達の悲しみも、苦しみも…
必死で神様にしがみつき祈った日々でした。

人に言われた事があります。
「おはらいをしたら…」と…
あまりにも大変な日々が続くから

でも…
おはらいではなく、私達は神様に全てを委ねて祈るんです。
傍目にはとっても大変な日々でした。

でもね…
毎日、母の側で…
毎日、父の側で…
耳元で、賛美をし、祈り、聖書を読み続けました。

母はよく言ってました。
「私は、聖書を読んでもらうのが、一番すいとっとよ…祈ってもらうと、胸の痛みが、背中の痛みが、身体がきついのが楽になるんよ…」と

K病院から、大学病院へ救急搬送された時に、ドクターと看護師に引き継がれたのは「後、一週間だろう…」でした。

でも、神様が手を置いて下さったんです。
祈る中、坂道を真っ逆さまに落ちていた母を神様が抱き抱えて下さり、引き上げて下さったんです。

母はおまけの人生を8年も頂きました。

時々私は言われる事があります…
「何で?」と
まるで、道を踏み外したかのように…

母は生前言ってました。
「よかよか…真っ直ぐに神様に祈れば良か…ブランドを着るんじゃ無くて、ここで良か良か…」と…

母が一番解っていました。
祈りが聞かれる事を身を持って何度も何度も体験したから…

だから、誰かに何かを言われても、「良か…良か…」と。

だから、私もそんな時には、にっこり笑って言います。
「私 は神様に真っ直ぐに祈りたいだけ…私は此処にいたから、父も母も沢山恵を貰って生きたんよ…
だから、私は此処にいる。」と、はっきり言うんです。

つづく…


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