2014年12月16日火曜日

風情のある言葉…「ふうけもん」…

こんなに寒くなってきたのに…
つぼみを膨らませてるんです。
「大丈夫かしら?」って、思わず花の気持ちになっちゃいますよね…

「ふうけもん」…佐賀の言葉…らしいですが、
私も子供のころからよく耳にする言葉でした。

あまりほめる言葉ではなく、どちらかと言うと馬鹿にする言い方なんですが、
何だか懐かしくて…なかなか風情のある言葉ですよね。

映画の中でもありましたが…
親子間の絶縁状態って、結構あるんですよね…
肉親でなくっても…

あなたにはありませんか?

以前…私も「絶対に許せない!」と、鼻息荒くしていた人がいました…


以前…消え入りそうな命がありました…
家族に連絡するのですがなかなか来てくださいません…訳ありの家族でした。
でも、諦めずに連絡取り続け…やっと来てくださいました。

息もたえだえだと言うのに…せっかく来たのに…
お嫁さんはお部屋に入りましたが、息子さんは入ろうとしませんでした。
話をし、何とか入ることが出来ましたが、直視しようとしません。

私は旅立ちそうな方の耳元で言いました。
「・・・さん良かったですね・・・さんが来てくださいましたよ」
「伝えたいことがあるでしょ?何を伝えたい?」
「ありがとうって伝えたいよね…」と、言うと…
何と、かすかにうなずいたんです。

そして…
「あ・り・が・と・う」って言ったんです…
私の耳にもはっきり聞こえました。
すると、息子さんの目に涙が…そして言いました…
「もっと、早くにその言葉を聞きたかった…」と…
そして近くに寄り、手を握る事ができたんです。

最後の「ありがとう」の一言で、激しい憎しみが消え、母親を許すことができたんです。
そして、廊下で私に言いました…
「あの人をずっと許せなかった…好き勝手して…今頃になって…
もっと早くあの言葉を聞いていたら…ずっと聞きたかった言葉だった…ありがとうございました」
って…

映画を見ながら、あの時の事を思い出していました。
だから余計に感動しました。

実は多いんですよね…
仕事柄色んな家族を見るので…
でも私はそんな関係のまま、永遠の別れを迎えてほしくないんです。

残された方がこの先、ずっとずっと苦しみを抱えたままになっちゃうから…
「愛に飢え乾いている方々」が沢山いるんです。

私はイエス様の「愛」を届けたいんです。

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