職場の一角にある「パッションフルーツ」
花がしぼみ…よく見ると「実」が付いています 。第1号です。
長崎大水害の日…昭和57年7月
その日着物を着る為に、美容室で髪をセットしていました。
雨が今までにない勢いで降っていました
弟が美容室に迎えに来ましたが…
その顔は緊迫していました。
美容室に来るまでに…
土砂崩れで、大きなバス道路に大木がなぎ倒されているというのです。
せっかくセットした髪…
私は頭にゴミ袋をかぶり、弟と手を取り美容室を出ました。
すると…
道路が滝のようになってるんです。(長崎は坂道ばかり…)
手をしっかり握り、足は地面をすり足で…
足を片方上げてしまうともう一方の足が流されてしまう水の勢いです 。
少しづつ少しづつ前に進み、倒れている大木をよじ登り前に進みます
やっとの思いで自宅近くに来ましたが、
玄関前の道は滝となっていて近づけません。
わたしと弟は反対側の山肌から塀をよじ登ることにしました。
あたりは暗くなっていましたが
近所の家の人が懐中電灯で私たちを照らしてくれていました。
凄い体験…何で?
私は髪をセットしに美容室に行っただけなのに…
こんな恐ろしい体験は初めての事でした。
つづく
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