今年は、「被爆70周年記念」の年です。
7月もあとわずかになりました
毎年思うのですがこの時期、利用者の方々は落ち着かなくなります。
もちろん認知症も進んではいるのですが…
「○○ちゃ~ん○○ちゃ~ん」と子供の名を呼びます
「家に帰らんば…家に帰らんば…」と徘徊します。
「ご飯を作らんば…」
「そこに○○が来とるやろ?」
「○○がおらん…」と捜しに廊下に出てきます。
もちろん「被爆者」だけが苦しい思いをしている訳ではありません
戦争体験者は、みんな何らかの、忘れられない大きな苦しみを抱えています。
でも、この8月9日が近付くと(長崎原爆投下の日)
身体が覚えているんです
不思議と、当時の世界に入り込み、苦しみの中を再び通るんです。
傷…これらの傷を見てあなたは何を思いますか?
「命の尊さと、世界平和を願い…」
まず身近な所から、各家庭の中から…
その中にある傷を癒し…憎しみではなく愛することが出来ますように
そこから、広がり世界平和へと繋がっていくのではないかと思うんです。
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