2015年7月17日金曜日

懐かしい味…

「水まんじゅう」です。
このお菓子を始めて食べたのは、確か母が天に帰った後
友人がプレゼントしてくださいました。

「母は天に帰ったんだ!」と喜びがありました
しかし、この時は私にとって決断の時…
信仰が試される時でした。

身内は殆どカトリックです。
この方々に説明しなければなりません…
母の信仰を…
母が日々何を見て誰に祈っていたのかを

そう、それらを通夜の夜「やすらぎの歌」を
耳を澄ますと聞こえる音量で、ずっと会場に流してもらいながら、
夜通し語り続けたんです。

神様が成して下さった数々の恵みを
1週間と言われた命が、8年も生きることができた事を
毎日聖書の読み聞かせを…
神様に祈る事をとても喜んでいたことを…

そして、翌日、そのCDを…
「母が何時も聞いていた賛美の曲です…聞いて下さい」
といって、親戚の方々に渡すことができ

告別式で、みんなの前でそれらの事を簡潔に語る事が出来たんです。

私は、いつもいつも祈っていました
「神様…あなたが語って下さい…」と

そんな、喜びと緊張が続く中で過ごしていた時
このお菓子を頂いたんです。
やさしい甘さがとっても嬉しかったんです。
一口食べて「こんなに美味しい物があったんだ!」と感動しました。

いつもいつも教会のみなさんが祈り支えて下さっていました
「祈りは聞かれる」 この事の実践の学びの時でした。

伝導3章1~4節
「天の下では、何事にも定まった時期があり、
すべての営みには時がある。
生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。
植えるのに時があり、植えたものを引き抜くのに時がある。
殺すのに時があり、いやすのに時がある。
くずすのに時があり、建てるのに時がある。
泣くのに時があり、ほほえむのに時がある……」

11節
「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」


ふと…当時を思い出し「水まんじゅう」が食べたくなりました。

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