私の父と母はとっても仲良しでした。
母が突然「間質性肺炎」と診断され、生死をさ迷う日々を送る中…
父は「頸動脈狭窄」と診断され、母と同じ大学病院へ入院を余儀なくされました。
しかも、心房細動もあり、時々極端に脈が少なくなり意識が無くなります。
「頸動脈」の手術が先か「ペースメーカー植え込み」が先か…
結局「頸動脈の手術、ステントの装着」の手術をすることになりました
それは、電気ショックを与え、一時的に心臓を止めてその隙に行うもの…
母の病状も凄いですが、父の病状もなかなか引けを取らないものがあります。
母も何度も山場を通り、父も結局同じ手術を2回受け…
しかし、父はこれだけでは飽き足らず「脳梗塞」も併発
そして、3度目の脳梗塞は究極の「脳幹梗塞」となり…
結局、父と母は平成15年の同じ年に大学病院へ入院し…
途中、それぞれの専門病院へ入院し、平成23年に共に天に帰りました。
その間、私は仕事の帰りに、二人の病院へ行き来したわけで
また、同じ時期、自宅で4年二人を診たことになります。
年を取るということは…肉体が老化して来る…ということは
様々な病気と同居し、
又認知症とも仲良くお付き合いして行かなければなりません
自宅介護をするということは、
「喜んで振り回される日々を送る」と言うことなのではないかと私は思うんです。
そして、この中を通るのには、祈りなくして介護者である家族に
平安はないんです。
いずれは終わる介護の日々です。
終わりの時を迎えた時に、お互いに悔いが残らないよう
神様にすがり、喜び、祈り、全ての事柄を感謝する事が必要です。
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