2014年6月5日木曜日

可愛いカナリア…27

このカバンは娘のものです。
特別に綺麗にしていた訳ではありません。
ただ…使っていないだけ。
机も綺麗ね…
ただ…勉強してないだけ。

何時も何時も祈っていました。
おばあちゃんも、おじいちゃんも…
明日の命は保証出来ない状態でしたし、娘はただ「死にたい」としかいいませんでしたから…

頼るものは神様しかありませんでした。何時も教会で祈りました。
私は、「おばあちゃんもおじいちゃんも必ず癒される…娘は学校へ行く」と信仰告白をしていました。

明日の命は解らないと、大学病院の先生に言われましたが…
神様の手が動きました。
その後、二人は入退院を繰り返し…
そう…8年もおまけの人生を過ごしたんです。

娘は…
中学校の先生に「評価が出来ない…」と言われました。
だって…ほとんど学校へは行ってませんから当然です。

ところが、高校の道が開かれたんです。神様としか言いようのない出来事でした。

何時も、「発熱と胃の痛みと吐き気と腹痛と下痢」に悩んでいた娘でしたが…
高校を休むことなく…
ちゃんと登校したんです。

「学生が学校へ行く」
この普通当たり前と言う事が出来ることが…とっても嬉しかったんです。

神様が…
長い長いトンネルの中にいた時…
光を完全に見失ったと思っていた時も…共にいてくださったんです。

だから…もしあなたが同じような境遇に居るなら…
あなたに伝えたいって思うんです。

必ず…
あなたが神様に目を向け、信じるならば…
神様の手は動き、その暗闇から救い出してくださる事を…

あなたのその涙は…
喜びに変わるんです。

つづく…

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