2014年6月5日木曜日

可愛いカナリア…No25

今日19歳になった娘は…ね…

この子が1歳になってすぐの頃…
子供達を連れて長崎に帰ってきました。
だから…この子にとって父親との思い出がありません。

幼稚園に行く頃…
お風呂場で私に言いました。
「おかあさん…ごめんなさいって…いえば…」って、まだたどたどしい言葉で、真剣な目で…

事情が全く解らない娘にとって…
ただ、「何でうちにはお父さんがいないの?」って、不思議だったんでしょうね…
そして、周りの子供達のお父さんを見て…羨ましかったんでしょうね…

私は何にも答える事が出来ませんでした。

この子が小学校3年になった頃…
頼り切っていたおばあちゃんが病に倒れました。
とってもバイタリティあふれるおばあちゃんでしたが、その病状は坂道を転げ落ちるかのように…

私は仕事に必死で…当時夜勤もしていましたので、おじいちゃんとおばあちゃんが私のフォローをしてくれていましたが、その年何とおじいちゃんも病に倒れました。

娘は、おばあちゃんがこの状態になったのは「自分のせいだ…」と思い込んでいたようです(随分後で言ってました)
自分の学校の上履きを洗った後で症状が出たから…

この病気によって小学校を転校しました。
これによってこの子は苦しい道に入って行ったんです…

つづく…

0 件のコメント:

コメントを投稿