2014年10月25日土曜日

「良い子ね…」




今日は一匹だけだけど、私の周りを飛び交い、止まりました。
5㎝程の近距離で、パチリ…


思わぬ所で、バッタリ出会いました。
車椅子を娘さんに押してもらい、外を散歩していたTさん親子です。

約1時間程前、診察の為お部屋に行った時は、ベッドに横になってるせいか、それなりにきつそうに見えましたが、こうして娘さんと外を散歩している時は、とっても穏やかないい顔をしています。

とても、癌の末期の痛みがある人には見えません。

しばらく、分かち合う時間を取りました。
病院のホスピスで過ごすか、ホームへ帰るか、家族間でも格闘があったそうです。

私が神様の事を話してると…
「いい子ね…いい子ね…いい子ね…」といいながら、「ウンウンウン…そうねそうね…」と言いました。

思わず、娘さんと顔を見合わせ、にっこりお顔になりました。

何年ぶりでしょうか?
「いい子ね…」と言われたのは…
きっと、まだ小ちゃい子供の頃でしょうか…

解ってか、解らずにかはわかりませんが、穏やかなお顔で「いい子ね…いい子ね…」って言える事が素晴らしい。

「神様が側に居られるよね…」
と話し
「今この時は、神様からのプレゼントだよね…やっぱり、帰って来て良かったんだよ。」と実感。

ホスピスでは味わえない素晴らしい、ひと時を過ごしています。

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