この花は以前母にプレゼントした花の子孫です。
5月2日は母の誕生日でした。
3女からのメールで気づきました。
「今日はおばあちゃんの誕生日だよ…寂しいよ。」と書いていました。
最近人との出会いって面白いな…
って、思います。
以前、職場でね…
ある利用者の保険証が必要になり、事務所からコピーを届けて頂きました。
ふと…
その方のホームに入る前の住所に目が行きました。
何と…
私が今住んでいる住所だったんです。
もう…「ビックリ」しました。
この家は母が「明日の命は保証出来ない…」と大学病院の先生に毎日言われながら過ごしていたある日、母の「私が帰る家を作って…」の一言で建った家です。
この家は、母達が持っていた古い古い8軒分のボロアパートを壊し、自宅用に建てた物です。
母の一言で、入っていた方々に事情を話し、立ち退いて頂いたんですが…
何と…
その時に立ち退いて下さった方の一人だったんです。
このことに気づいた時は、母はもう天に帰っていましたし、本人も認知症が進み会話にならない状態でした。
この方のレベルが下がって来たある日、ご家族の方に状態説明をする機会がありました。
その時に、一言「申し訳ありませんでした…」と、お詫びが言いたくて切り出したんです…
するとね…
家族さんから帰って来た言葉は…
感謝の言葉だったんです。
以前から嫁・姑の間柄が悪く、ついに自分たちに何も告げずにいなくなったそうです。
そして、一人暮らしを始めていたわけですが…
居場所を突き止め、帰ってくるように言ってもガンとして聞き入れず困っていたそうなんです。
そんなある日、私達の事情で出ないと行けなくなり…
この事をきっかけに関係が修復されたそうです。
「以前は私が作った物は絶対食べてくれない人だったんです…でも、食べてくれるようになって、やっと嫁として認めてくれるようになって…」としみじみ話して下さいました。
その後、当ホームに入所したそうで、とっても感謝して下さっていました。
とっても不思議な出来事でした。
そして、出会いの場を作って下さった神様に感謝しました。
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