母が好きだった花が、再び咲き始めました。
しかも、沢山のつぼみを付けて…
これからしばらくは咲き誇ると思います。
「母の日…」と言うとつい…
母が「死の宣告」を受けて…
8年も生きた事を思うのですが…
昨日、思い出したんです。
私の祈りの前に…
そう、随分前に…
私が最も苦しくて、悲しくて…
神様に恨みごとを言っていた時がありました。
「神様…何故ですか…何故このような事が何時までも続くのですか…
神様がいるのなら、何故罰して下さらないのですか…何故変えて下さらないのですか…」と祈り…
結局、「神様なんかいない…」と、神様から遠く離れ…
生きて行く気力を全て失ってしまったあの日…
私の為に必死で神様に祈っていた人がいました。
それが「母」なんです。
私の為に…命が守られるように…神様にすがる信仰が与えられるように…と…
三人の母となった今…
その時の母の苦しみが、心からの祈りの深さが、痛いほど解るようになりました。
母が私の為に祈り…
私が母の為に祈り…
私が子供の為に祈り…
祈りは全て「天に届きました」…
そう…
全て叶えられたんです。
私の命が守られ、その後三人も娘が与えられました…
明日の命は保証できないと言われた母が、その後8年も生きました…
私の子供が死の淵をさまよい、悲鳴を上げていた日々も…完全に守られました…
様々な困難や壁にぶつかる時…
神様は確かに共にいて下さり、助けて下さったのです。
私の為に…
「神様にすがる思いが、信仰が与えられるように…」と祈った母の信仰があったのです。
今、天にいる母に…
「お母さんありがとう」と言います。
そして、神様に「ありがとうございます」と言います。
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