2014年5月11日日曜日

母の信仰…NO26

母が好きだった花が、再び咲き始めました。
しかも、沢山のつぼみを付けて…
これからしばらくは咲き誇ると思います。

「母の日…」と言うとつい…
母が「死の宣告」を受けて…
8年も生きた事を思うのですが…

昨日、思い出したんです。

私の祈りの前に…
そう、随分前に…
私が最も苦しくて、悲しくて…

神様に恨みごとを言っていた時がありました。
「神様…何故ですか…何故このような事が何時までも続くのですか…
神様がいるのなら、何故罰して下さらないのですか…何故変えて下さらないのですか…」と祈り…
結局、「神様なんかいない…」と、神様から遠く離れ…
生きて行く気力を全て失ってしまったあの日…

私の為に必死で神様に祈っていた人がいました。

それが「母」なんです。
私の為に…命が守られるように…神様にすがる信仰が与えられるように…と…


三人の母となった今…
その時の母の苦しみが、心からの祈りの深さが、痛いほど解るようになりました。

母が私の為に祈り…
私が母の為に祈り…
私が子供の為に祈り…

祈りは全て「天に届きました」…

そう…
全て叶えられたんです。

私の命が守られ、その後三人も娘が与えられました…
明日の命は保証できないと言われた母が、その後8年も生きました…
私の子供が死の淵をさまよい、悲鳴を上げていた日々も…完全に守られました…

様々な困難や壁にぶつかる時…
神様は確かに共にいて下さり、助けて下さったのです。

私の為に…
「神様にすがる思いが、信仰が与えられるように…」と祈った母の信仰があったのです。

今、天にいる母に…
「お母さんありがとう」と言います。

そして、神様に「ありがとうございます」と言います。

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