2014年2月2日日曜日

賛美と私…No6

今日は午後から「天正夢広場」で路上賛美をしましたが…
以前は考えられないことです。

「賛美隊」と思う気持ちと「絶対に違う…惑わしだ」と思う気持ちとの戦いの中…
選んだ「ボイストレーニング」

でも、神様に期待し一歩足を踏み出した途端、父の状態悪化…

全身のピクツキと、血圧と脈拍の変動…痰のゴロ音が強く頻回に吸引と吸入が必要でした。

何時呼吸が止まってもおかしくない状態が手に取るように解りました。

こんな時…
看護師でなければもっと気楽に…
ノー天気に見ていることができたのに…と、何度も思いました。

「危ないぞ!」と思っては何度も泊り込みました。
側にいると…職業病です。つい観察を始める…

でも、私には何にもしてあげることは無いんです。

だから…
私に出来ることは、ただ側にいて、手をさすり、祈り、賛美し、聖書をひたすら読んであげる事だけなんです。

そして、普段はなかなか思うようにできない「早天」に病院から駆けつけたことも…

こんな時、共に祈れる教会があるって幸せ…みんなが心から祈り支えて下さいました。

このような状況の中の「ボイストレーニング」です。

「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ〜」と発生練習です。
でも、やっぱり出てくるのは声ではなくて「涙」なんです。

「意味があるんでしょうか…こんな状態で…私は何をやってるの…時を間違ったのでしょうか…あ〜神様教えてください」と祈る日々でした。

そして、11月24日23時過ぎ…(この日も泊まっていました)
看護師に「身体を休めませんか?」と勧められ…待合室の仮眠室で…
ちょっと…横になった時…父は穏やかに天に帰ったんです。

最初は「せっかく側にいたのに…」と後悔しました。
でも、これで良かったんです…
きっと、父がこれから後の事を思って、「少しでも身体を休めろ!」って言っている気がしました。

この日は日曜日…
兄弟達に連絡し、これからの為に自宅に戻る時間が与えられました…

ちょっと…
教会の礼拝に参加して、父の所に戻ったんです。

このように、些細な時間にも、教会に行くことが出来た事は、私の霊的支えになりました。

あなたは何を優先しますか?
私がとった行動は…
変だと言う人もいるでしょうね…
でも、私は…これが私に出来る精一杯の、最後の親孝行だったんです。

つづく…

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