「私は、花が大好きなんです〜」
母が大好きだった花…(これは、造花で、戴いた物)
私がまだ小さかった頃…
私達は「五島」に住んでいました。
父は船乗りでしたから、殆ど家にはいません…ですから全てを判断し決断するのは、母でした。
先祖は「隠れキリシタン」だと聞いてます。
母は何時も朝早くから、夜遅くまで働いてました。沢山の畑と、「牛」を飼っていたからです。
それは…働いても働いても楽にはならない生活でした。(子供は8人)
私が覚えている事があります…
それは、お正月…
子供達全員に母が新しい下着と、男の子には「駒」を…女の子には「かわいい絵がついた手毬」を買ってくれたのです。毎年…
私はそれがとっても嬉しくて嬉しくて…泣きそうなほど嬉しくて…
直ぐに手毬を袋から出して、外で手毬をついて遊んだものでした。
大人になって聞いた事ですが…
母は随分父に怒られたそうです。
それは、なけなしのお金だったから…「お前は、おなごんくせして…から肝んふとか❗️生活はどがんすっとか❗️」って…(五島弁です)
でも母は…
「どがん怒られてん、これだけは譲れんかったと…年にいっぺんぐらい子供達に新しか下着ばこうてやりたかったとさ…あんた達の喜ぶ顔が見たかったとよ…」って…
あっ
仕事の時間…続きは後程…
今日も、笑顔で…頑張りま〜す。
主と共にね。
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