2014年1月17日金曜日

母の信仰 NO6



もう、枯れてしまったかのように見える木々も…じっと冬が通り過ぎるのを待っています。

先生達が…だんだん首をかしげ不思議がるようになりました。

そう、生きているのが不思議…

両方の肺は…軽石状態に…一気に進み何度も危篤状態になりながら…
内科的にも精神科的にもどうしようもない状態まで落ちるのですが…

母は生きたのです。

そして、大学病院から専門の先生もいる病院へ移りました。一進後退する中で…

そんなある日、家が出来上がりました。私達は引越し騒動でてんやわんやしている状態のさなか…

母は退院しました。

相変わらず先生には「何時呼吸不全になるか解りません…でも救急車で運んでも…厳しいでしょう。覚悟していて下さい」と言われました。

私たちの心配をよそに母は…

つづく…

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