桜の木の合間から光が…思わずパチリ。
「それでも私は生きる」と言って私達をびっくりさせた母ですが…
食事が全く入らなくなり…
と同時に喋らなくなりました。
ほぼ毎日顔を出し、腕など身体をさすり、肩を揉み…
でも、どんなに声をかけても返事もしないのです…
目がどんよりと暗くなり、側にいるのが苦しくなるほど…
でも、全く気にしてないかのように声をかけ続け、家が建つ進行状態や、どんな問題にぶつかっているかを教え続けました。
母が元気だったら必ず自分が率先して行うであろう事柄を…
あくまで私は母の代理をしているのだと言う思いを込めて…
その頃母が喋るのは、看護師に痛み止めの要求のみでした。全身が痛くて薬を頻回に飲んでいるようでした。
私は思いました。
私の祈りは…これで良いのだろうか…私の自己満足のために母を無理やり生かしているのだろうか…と。
祈る言葉は何時も涙で声が震え…
神様に聞いていました。
「神様…教えて下さい…私はどうしたら良いのですか?教えて下さい…教えて下さい…」と。そして、「私の思いではなく、神様の計画だけがなりますように…」と。
後になって聞いたのですが、その頃母は…なんと「死ぬ事ばかり」を考えていたそうです。
闇の只中に居たのです。
でも、どんなに長い暗闇の中であっても…
神様は、私達の心の中に…
光はあったのです。
そして、祈りを聞いてくださっていたのです。
ミッコ。
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